ホームページ制作において配慮するべきこととは
ホームページ制作において重要なことのひとつにユーザー視点でのデザインが挙げられます。Webサイトのデザインとは見た目よりも機能を優先させるべきなのです。なぜならWebサイトはアート(芸術)ではなく、定められた目的を実現するための手段であり一種の広告の役割を果たしているからです。
しかし、デザイナーのなかには見た目の美しさや新しいデザインを追求するあまり、機能よりも外観を優先してしまうことがよくあります。
余分なものをそぎ落とし、実際に使う人の立場に立って考えられたデザインこそが本来のWebサイトの役割を踏まえた良いデザインといえるでしょう。
Webサイト構築を行なう上で、アクセシビリティという言葉がよく使われます。
アクセシビリティとは「接近可能性」「アクセスのしやすさ」といった意味を持つ言葉で、求めている情報やサービスにたどり着く際のたやすさを表しています。
例えばFlashを使ったサイトはユーザーのパソコンにFlashを再生できるFlash Playerがインストールされていなければ表示することができません。ほとんどはインストールされているのであまり意識しませんが、なかにはFlashを使うことができないユーザーもいることを忘れてはいけないのです。
このような閲覧環境に関する配慮はもちろんのこと、年配のユーザーに対し小さい文字を使用していたり背景色と文字色とのコントラストで見づらいページになっていないか、子供の利用が想定されるのに難しい漢字が使用されていないかなど、ユーザーに対するアクセシビリティも絶えず考慮しなければなりません。
また、アクセシビリティにおいては障がいを持つ人への配慮が特に必要となります。
例えば視覚に障がいを持つ人がWebページの情報を得ようとするとき、多くの場合においてはWebページの内容を音声で読み上げることができる音声ブラウザなどを利用します。
この場合音声ブラウザが読み上げることができるものはテキスト情報だけなので、画像を使ったタイトルや見出しなどは読み上げることができません。
マウス操作が困難な肢体障がい者についても考慮し、キーボードによる操作も可能にするなど、さまざまなハンディキャップに対する配慮をしておく必要もあります。特に公共性が高いWebサイトでは、どのようなユーザーや環境であっても公平に情報やサービスが受けられる状態でなければなりません。
Webサイト制作においてはアクセシビリティに対する積極的な理解と実践が非常に重要なのです。
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